婚活がうまくいかない原因は「結婚」を意識しすぎることだった!?
「婚活」は、「結婚相手を見つけるための活動」ですが・・・
私が婚活していた序盤はまさに、「結婚すること」ばかりに意識が向いていました。
それは、周りの婚活仲間を見ていても同じでした。
「次に会う人こそ、結婚相手かもしれない」
「条件の合う人を早く見つけなきゃ」
焦れば焦るほど、出会いは増えても、なぜか心は動かない。
そんな時期が続いていました。
「結婚できる相手か?」で選ぶと、誰も残らない現実
婚活で出会う人を「結婚できる相手か」で判断していた頃、初対面の人を条件で見ることが多かった私。
- どこに住んでる?
- 職業は?
- 家族構成は?
- 結婚願望はどれくらい?
そんなふうに、本人の内面よりも「プロフィール」重視になりがちに。
今思うと・・・そんな相手に心を開きにくいですよね。
一方で、「結婚相手」を意識せずにただの「恋愛」をしていた頃はどうでしょう。
結婚を考えなかった頃は、相手の条件なんて気にせず「一緒にいて楽しい」「気が合う」と感じた人と付き合っていました。
でも、婚活になると・・・それをすっかり忘れてしまうのです。
婚活の成功を分けた「5つの転換ポイント」
そこで、婚活を続けるうちに私は気づきました。
「結婚相手を探す」のではなく、「付き合える人を見つける」方が・・・結果的に結婚につながるのでは?
・・・と。
そこから、婚活の進め方を大きく変えたのです。
条件より、「人として」良い部分を優先する
以前の私は、「同じくらいの年齢の人だといいなぁ」とか「転勤がないといいなぁ」などと思っていましたが・・・
では実際に、その条件を満たす人がいても・・・「いいな」と思える人はほとんどいませんでした。
今振り返ると、無意識に他にもたくさんの条件をつけていたのだと思います。
そこで、意識を変えました。
「条件よりも、この人がどんな人なのか知ってみたくないか?」
たったそれだけを基準にしてみたら、今まで条件が合わないと思っていた人も目に入り、対象者が増えていきました。
「結婚できそうな人か」ではなく「もう一度会ってもいいか」で判断
婚活初期の私は、初対面で「この人はないかな・・・」と切り捨てていました。
でも、よく考えたら・・・初対面で結婚相手としてどうかなんて、わかるはずがありません。
それ以来、「この人ともう一度会ってもいいと思えるか?」を基準にしました。
2回目、3回目で意外な一面を知り、印象が変わることもあります。
「婚活の場=条件が合う人探しの場」と思わない
リアルな婚活の場へ出ても、「まずはプロフィールで」となりがちになります。
特に結婚相談所や婚活アプリはまずはプロフィールを見るので、私も相手から条件でNGにされていたでしょうし、自分もそうしていました。
でも、考え方を変えてからは、婚活の場は「出会いのきっかけ」と考えるようになりました。
結果、プロフィールでは条件と合わなくても相手とその場で「楽しく会話すること」を目標にしました。
それには、誰にでも笑顔で接し相手の話を聞き、適当ではなく真剣に会話することになります。
そうすることで、相手の反応も明らかに変わり・・・カップリングがあるタイプのパーティーでは、ご指名をいただくことも増えました。
話しやすい」「安心できる」を大切にする
夫と出会ったのは、カジュアルな婚活イベントでした。
以前の私なら、プロフィールを参考にしていたと思います。
一瞬「(私の苦手な)年下だな」と思いましたが、共通の趣味があったのでそれについて会話しました。
かしこまったイベントではなかったので、年収を書く欄がなく・・・女性陣は職業から相手の年収を探っている様子が聴こえてきました。
夫の職業は、あとから「言われてみればそうだったかも・・・?」と思うほどその時は気にしておらず、一般的に収入が高いとは推測しにくい仕事でしたが、自分も働くし相手に収入を求めてなかったので、どうでもいいと思いました。
そして、イベントでは私は女性側の最年長でしたし、夫とマッチしやすい年代の女性がほとんどだったので・・・
あきらかに「あなたに興味ありません」という様子を表に出す男性もいた中で、趣味の話で楽しく話せたのは貴重でした。
カップリングはしないイベントでしたが、気になる相手に連絡先を間接的に渡してくれるイベントだったので、「会っていろいろ話してみたい」と自然に思えました。
夫も連絡先を渡してくれていたので、そこから会うことになって、結果結婚につながりました。
婚活の目的を「結婚」から「出会いの質」に変える
「結婚したい」という気持ちはもちろん大切ですが、
でも、「結婚相手」としてどうか?という目線だけで動くと、相手を「結婚相手として選ぶ」という姿勢になります。
「婚活」なんだから、当たり前だといわれるかもしれませんが・・・
一方で、結婚につながる「いい出会い」を求めると、
プロフィールをすみずみまでチェックすることよりも、「今話している相手」を「知ろう」とする姿勢になる。
この違いが、私の婚活の結果を大きく変えました。
結婚相談所や婚活アプリの場合、会うことやメッセージ交換する前にプロフィールでNGにすることも多いと思いますが、たとえば完璧に条件をクリアしていなくても・・・1個クリアしていたら、会ってみる・話してみる。
こんなふうに変えていけると、今までとは違う出会いがあるかもしれません。
婚活仲間たちの変化と成功例
私の婚活仲間にも、似た変化がありました。
ある女性は、希望の相手となかなかマッチングしない、マッチングしても会うまでに辿り着けないなどの理由から「婚活アプリは疲れた」と言っていました。
しかし、婚活とは関係なく趣味のサークルに通い始めたところ、同年代の男性と自然に意気投合。
数か月後に交際、1年で結婚。
また別の仲間は、主に婚活パーティーを利用していましたが「どこへ行っても、自分が最高齢。婚活パーティーでは相手にされないことが多い」と感じていましたが・・・
ある時、昔の知人との再会をきっかけに、交際が始まり数か月で結婚しました。
しかもその相手は、本人が希望する条件からかけ離れた状況でしたが・・・
「昔からいい人だった」だと知っていたので、それが変わらないことを知って条件はどうでもよくなったそうです。
この話を聞いて、「婚活じゃない出会い」でも、意識の持ち方ひとつで現実は変わるんだと実感しました。
婚活は「結婚を決める場所」ではなく「人を知る場所」
婚活=結婚相手探し、と思い込んでいた頃の私は、「いい人がいない」と感じることがありました。
でも実は、“自分の見方”が変わるだけで、世界は変わります。
出会った人すべてを「結婚できるか」で測るのではなく、「どんな人か知ってみよう」から始める。
それだけで、出会いが増えていくと思います。
まとめ|結婚を焦るより、“付き合える人”を見つけよう
婚活で成果が出ないとき、焦って条件や理想を厳しくしてしまう女性は多いです。
でも、本当に大切なことは・・・
「結婚相手を探すこと」ではなく、「人生を共にしたいと思える人に出会うこと」
条件ではなく“人として”好きになれるか。
私自身、これを意識してから婚活が急にスムーズになりました。
結果的には、これを意識したあとすぐの婚活イベントで出会った人と自然な流れで結婚。
婚活イベントだったけど、「結婚よりも、まずは付き合えるようないい出会いを見つけよう」と思って参加しました。
「結婚したい」と力むより、「付き合える人を見つける」と思えた時から、現実が動き出したのです。
婚活がうまくいかないと思っている人へ
もし今、「いい人がいない」「婚活が疲れた」と感じているなら、“結婚相手を探す”よりも“付き合える人を探す”に切り替えてみてはいかがでしょうか?
視点が変わると、出会いも変わります。
「結婚すること」を目的とし、「結婚相手」を探しがちになる婚活ですが・・・
いろんな人との関りの中から、一緒にいて楽しい・心地良いと思える人を探すのが、結果的に婚活成功の近道なのかもしれません。
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