婚活で面接官化する人
婚活をすると時々遭遇する、まるで面接官のような相手・・・。
一般的な出会いと婚活の違うところは、相手のプロフィールから希望条件やその人の背景を推測できるということですが・・・
【年収800万円以上希望】なら、経済的安定を求める人だと推測できますよね。
【現在親と同居】なら、結婚後も親と同居する可能性がある人だと推測できるね~。
推測っていうか・・・相手にきけばいいじゃない。私は今までそうしてきたわよ。
自分が気になることは、確かに相手に確認するのが一番手っ取り早いですよね。
しかし、確認のしかたひとつで・・・せっかくの出会いが進展せず1度で終わり。という場合があるのです。
自分が相手に対してしたことはないけど・・・相手にされて嫌になって1度で終わったことはあるよ・・・。
NGな確認のしかたとは・・・
それは面接
「気になることを最初に確認しないまま、何度か会って実はダメだった~」という無駄な時間を過ごしたくない、効率良く婚活を進めたいという思いからこのような行動になるのでは・・・と私は勝手に分析していますが、
婚活で面接形式を取り入れてしまうと、相手に嫌われる確率UP!
まるで面接官のように、相手を査定し、自分の意向に沿うかを見極めるこの行動・・・
私も経験がありますし、周りの婚活仲間も面接を受けた側・自分が面接官になってしまった側といろいろなパターンを知っています。
その中から面接官になった側の友人の話を紹介します!
相手を気に入ったがゆえに・・・
女性側が40代前半、男性側が30代後半。
女性側は第一印象で男性を気に入り、話していくうちにもっと気に入りました。
実はこの女性は家業の跡取り。結婚した男性には家業を一緒に切り盛りしてくれる人が必要だったのです。
だから、まずはそれが可能かを確認することにしました。
この二人の出会いには、女性側・男性側それぞれに仲人的な人(結婚相談所ではないので正式には仲人ではありませんが・・・)がついていました。
当日男性側の仲人的な人は立ち会いはしませんでしたが、お互いのプロフィールは口頭で交換していたのです。
そのため女性は、自分が家業の跡取りであるという前提を男性側も知っているものだと思い、家業に対する聞き取り調査や一緒に継いでくれるかを確認しようと思いました。
実は私はこの女性側の仲人的立場だったので、初対面の二人を簡単に紹介する役割として現地に行き、その後予定があったのでそれまでの時間つぶしに二人から見えないような離れた席で休んでいました。
本来なら会話が聴こえないはずですが、女性側がよく通る声だったことと静かな場所だったので・・・時々会話が聴こえてきました。
そこで驚いたのが、女性側が男性側に面接していたことです。
家業についてどう思うか、継ぐとしたら今の仕事は辞めれるか、いつ継げるか・・・等を会話のしょっぱなからストレートにきいていました。
出会ったばかりの男女が、お互いの人となりを深く知る前に・・・相手に条件ばかりを突きつけてYESかNOか、いつ頃可能かを聞き取りしている様子をきいて・・・
あ・・・これオワタ/(^o^)\・・・と思いました。
女性に悪気は一切ないし、もともとちゃきちゃきしたタイプでバリバリのキャリアウーマン(表現が古い?)な彼女。
「自信があって堂々としている女性」という印象なので、本人は面接しているつもりはないのでしょうが・・・端からみたら面接官の女性と就職の面接にきた男性、または女性上司と男性部下の面談のように見え、男性は委縮していました。
その後、最後まで見届けることなく私はその場を離れましたが・・・
二人の会合が終わった後、女性からは非常に気に入ったという返事があり、また会いましょうと男性に連絡したそうです。
しかし、男性は「予定がまだわからないので・・・」というあいまいな返事。
私は男性を紹介してもらったお礼も兼ねて、男性側の仲人的な方に連絡を入れました。
そこで判明したことは・・・
女性側の面接対応に男性がビビったため進展は難しい・・・という内容でした。
男性側からすると・・・女性の第一印象は良好で、女性の家業に興味がないわけでもなかったから、もっとお互い知り合ってからいろいろ話していけたら違ったかもしれないけど・・・
初対面で、自分の要求に応えれるかを次々質問されることにプレッシャーを感じたとのことでした。
私から見ても、男性が委縮している(というかドン引きしている)ように見えたので、やっぱりそうか・・・と思いました。
彼女にとっては非常に気に入った男性だったために落ち込みましたが・・・本人には面接のくだりを伝え、そんなつもりはなかったけど・・・今後は気をつけると言っていました。
私からみていても、彼女は純粋に知りたかったことをストレートに質問しただけだったと思います。
この場合、家業を継げない男性とは結婚できないので、最初からそれを確認したかったという気持ちが先行した。
婚活では、自分の条件に合うかを質問する場合、気をつけないとまるで面接のようになってしまいます。
私も経験がありますが・・・
お仕事は何をされている?
勤続何年?
結婚後は仕事はどう考えてる?
どこに住んでいる?
一人暮らし?
家族構成は?
将来親と同居の可能性は?
子供は何人ほしい?
・・・というような質問を事務的に、一方的にされたことがありますが・・・
相手が知りたいことにただ答えるだけで、こちらから話題をふってもまたこの質問に戻されるので、会話にならないし面接みたいで窮屈だし・・・と初対面で「無理」となったことが何度かあります。
面接エピソードは笑えるものから不快なものまで、婚活仲間からもよく聞きました~!
ちなみに婚活しているアラフォー男性側からの意見として、経済的なことや家のことばかり面接みたいに質問してくる女性が嫌だと言っているのを聞いたことがあります。
男女ともに、婚活での面接形式はNGですね。
私、面接官だったかも・・・。どうすれば「面接」にならないのかしら?
婚活で「面接」にならない方法
自分が知りたいことや話したいことだけを話すのではなく、相手の話も聞き・知ろうとする努力が必要なのではと私は思います。
コミュニケーションの基本かもしれませんが、どちらかが一方的に会話を支配するのでは、会話のキャッチボールができず親交も深まりません。
会話にならなかったり、楽しくないと、相手のこと「良い」なんて思えないよね・・・。
自分の条件に合うか確認したいのに・・・きいちゃだめなの?
いやぁ・・・ききかたの問題じゃない笑
私のオススメのきき方は・・・
きき方がストレートすぎることと、質問を重ねるから「面接」になるのであって・・・きき方ひとつ変えるだけで知りたい情報は得ることができます。
しょっぱなから質問しないことと、直球できかないで会話の中にききたいことを織り交ぜるのがオススメだよ~。
さきほどの例の面接官になってしまった彼女は、もともとコミュ力は高かったので・・・次回からは面接官にならないように気をつけ、見事彼氏を見つけました。
結婚につながるよう今は地道にお付き合いを続けているそうです。
彼女の場合、ひとつだけ誤算だったのは・・・前回の失敗から面接官にならないよう気をつけたことで、そもそも家業の話をしなければいいんだ!となり、言わないことにしました。
だから、今付き合ってる相手は彼女が家業を継いでくる人と結婚が必要なことはしりません笑
すでに1年以上付き合ってるそうですが・・・今後のふたりがうまくいきますように・・・
彼女の例のように、家業を継げるかを最初に告げて探すよりも・・・お互い付き合いが深まって「結婚したい」という気持ちになったときに、「実はね・・・」と家業の話をするのでは結果は違うかもしれません。
それを時間の無駄と感じるかは人によって違うと思いますが、何でもストレートにきけばいい!というものではないことも留意しておきたいところですね。
友人の男性は、会話の最初に年収いくらですか?ってきかれてビビってたよ笑
私ももう面接官にならないよう努力しよう・・・
にほんブログ村