婚活には「自覚」が必要?
婚活では少しでも年齢が若いうちに行動したほうが良いと言われますが、30代で婚活していて相手が見つからない人もいれば、40代だけど婚活して結婚する人もいます。
年齢で選択肢が減ることはあっても、必ずしも年齢が原因で結婚できたりできなかったりするわけではないという例を何度も目にしてきました。
たとえば理想が高くて相手が見つからないのであれば・・・それは年齢のせいじゃないよね?
高い理想と引き換えに自分もそれに見合う何かを持っていれば別かもしれないけど・・・そんなの稀だろうね。
長年婚活しているけど相手が見つからない、出会いはあっても気に入る相手が見つからないという場合、高確率で目にしたのが・・・本人の性格に問題あり・・・という状況でした。
私が婚活していた当時の知り合いの中に、Mさんというアラフォー女性がいました。
婚活における彼女の考えは・・・
- 男性が積極的にアプローチしてくるもの
- デートのお膳立てや会計は男性がするもの
- 結婚したら専業主婦になりたいから年収〇〇〇万円以上の人以外は×
- 年下男性希望
男性が積極的に自分にアプローチしてくるのが当然という考えでした。
そして、Mさんはアラフォーまでずっと実家暮らしのアルバイト。今まで定職に就いたことはありませんが、相手への希望は安定した職業や年収が良く専業主婦にさせてくれる人でした。
えっ・・・そんな相手がわざわざこの人を選ばないんじゃ・・・?
まさにそうなんだけど・・・選ばれないのは自分に問題があるとは思わないんだよ・・・。
Mさんが本格的に婚活しだしたのは35歳ぐらいでしたが・・・来年50歳を迎えます。
共通の知人から聞きましたが・・・パートナーができないまま、15年経つそうです・・・。
今もまだなお、希望条件が変わってないのか・・・気になるところです。
私はそんなのイヤだ!
もうこれは考え方とか性格を変えないとだめだよね・・・。
Mさんは気性が荒く、自分が気に入らないことがあるとそれを表に出しワガママな態度をすることから、同性の仲間内でも疎まれていました。
もともとそのような性格ですから、婚活で相手に対してもその部分を出してトラブルになったという話を何度か聞いたこともあります。
その度に相手のせいにしていましたが・・・
婚活仲間はみな「Mさん自身のせいだよ・・・」と思っていました。中にはみかねてそれとなく伝えた人がいたみたいですが、全く響かなかったそうです。
ひぇぇ・・・そうはなりたくないよ。
私も何度かMさんと婚活パーティーの場で顔を合わせたことがありますが・・・いつも相手の男性に対して「ここがダメ」「ありえない」と否定していたのが印象に残っています。
毎回Mさんの周りには男性が集まらないのですが・・・「あの子が人気あるから」と、男性が自分に見向きもしないのは人気がある子がいるからだと言っていました。
んなわけないでしょ!それなら他の参加者の女性どうなるの!?
人気の有無で、寄って来る人数には差があるだろうけど・・・他の参加女性ももちろんそれぞれ男性とお話していたよ。
誰かが人気あるから自分のところには来ない、は言い訳よね・・・。
ここで問題になるのが・・・Mさんが、自分自身に問題があるということを自覚していないということです。
周りの婚活仲間の言葉にも耳を貸さないし、結婚相談所に世話になるのはプライドが許しません。
えー!そのまま婚活を続けるの?
自覚せずに15年も続けているよ・・・
こうならないために・・・どうにかできないのかしらね?
私が婚活がうまくいかない理由に気づいたとき
私の場合、パートナーができない原因は、自分の思考や行動に問題があったということに気づいたのは、他人からのアドバイスとそれに沿って自分なりに過去の行動を振り返ったことで気づきました。
他人からのアドバイスはどんな内容だったの?
- 相手に完璧さを求めず、未来の可能性を重視すること
- 苦手だと思い込んでいる相手への条件の原点を知ること
- 早々に判断するのをやめること
なんか奥が深そうなアドバイスだね・・・詳しくおしえて!
このアドバイスのおかげで、考え方や行動が変わったよ!
完璧を求めず未来の可能性を重視
婚活中の方が掲げる相手への希望は、すでに本人の中で「良いと思う相手のイメージ像」があり、それに見合う希望を出す人がほとんどではないでしょうか?
たとえば、「こんな職業の人がいい」「年収〇〇〇万円以上の人がいい」「〇歳までの人がいい」「転勤がない人がいい」「親と同居しなくてOKの人がいい」「そこそこおしゃれな人がいい」「気がつく人がいい」「自分にお金を気持ちよく使ってくれる人がいい」など・・・
婚活で出会う今この瞬間、すでにこれらの希望条件を満たしている人を相手候補と考えがちですが・・・
「それをやめて、未来の可能性を見ては?」というアドバイスをもらいました。
たとえば年収の場合・・・今はまだ届かなくてもこれからキャリアを積んだ先に到達する可能性や、今後ずっと今の仕事を続けるという保障もありませんし、理想の年収に届きそうもないなら自分も働いて合計した額で見る等・・・
とにかく、「希望条件に合わない」じゃなくて、「可能性」で見てみよう!というお話でした。
なるほど・・・自分の希望をすでに満たしている相手なんて、めったにいないもんね。
苦手だと思い込んでいることの原点を知る
こんな相手は嫌だな・・・と思うことは、希望条件からはずしますよね。でも、その「嫌だ」という理由ってどこからきてるの?
「理由を考えてみたらいいよ」というアドバイスをもらいました。
私は年下に苦手意識がありました・・・。
なんで苦手になったの?って理由を考えるのね。
私の場合、過去にお付き合いした年下の人達との失敗経験からくるものでした。
この人たちとの思い出の中の数々の出来事から・・・年下苦手って思っちゃったんだよね・・・。
そういわれると、私も職業でそういうのあるかも・・・。
婚活仲間も自分の場合でそれぞれ理由を考えたんだけど・・・いろいろな例が出てきたのでご紹介します。
年上が苦手
【理由】
今まで付き合った年上の人が「俺様気質」の人ばかり。こちらの意見を聞いてもらえず、自分の意見が正しくそれに従わないと機嫌が悪くなるため、そんな状態が嫌だといつも感じていた。年上=俺様気質のイメージがついてしまった。
公務員が苦手
【理由】
両親が公務員で、小さい頃からしつけが厳しかった。友達選び、進学する学校選びを自由にできず、就職するときも公務員になることを勧められたけど自分は嫌だった。公務員は真面目、融通が利かない、厳しいというイメージがある。
遠い所に住んでいる人との付き合いが苦手
【理由】
過去に遠距離で付き合った経験があり、会いたい時にも会えず、会うだけでたくさんお金がかかり、疲れて別れた経験があるため。
こうしてみると・・・どれもなるほどね~と思うと同時に、だからってみんながそのパターンになるわけじゃないから・・・
これらの理由だけで、希望条件からはずすのは・・・相手が見つかる可能性が低くなるよね。
私の場合、過去の経験から「年下苦手」という意識がついていましたが・・・
- 過去の失敗談は、年下だから起こったこと?
- 「男だから」「女だから」のように、「年下だから」とひとくくりにできるもの?
- そうじゃないとしたら・・・年下がいけない理由は?
これを考えてみました。
何かわかったの?
年齢が理由じゃないってわかったよ・・・。
何歳でも、どんな職業でも、どこに住んでても、どんな家族構成でも・・・フィルターをはずして本人自身を見なければ「自分が思う良い人」には出会えない
こんな簡単なことにそれまで気づけてなかった!
私の場合は他人のアドバイスきっかけで、相手が見つからないのは自分側の問題だと気づきましたが・・・
今日の例のMさんのように、自分には非がないように感じ、相手のことを非難するばかりでは・・・
そりゃ15年も婚活してるわけだし、一生気づかないわけだわ・・・。
早々に判断するのをやめる
- 相手に完璧さを求めず、未来の可能性を重視
- 苦手だと思い込んでいる相手への条件の原点を知る
これをもとに、早々に「この人は対象外だ」と判断するのをやめる。
これ、重要だったんだ~!って気づきました。
対象外にしちゃったら、何も始まらないもんね!
まとめ
婚活がうまくいかないなら・・・まずは何が問題なのか自覚することが大切かもしれません。
自分には非がないと思っているままでは、今日ご紹介した例のようにずっとうまくいかないままということも・・・。
私のように他人からのアドバイスきっかけのこともあるでしょうし、自分で気づけるならそれにこしたことはありません。
どちらにせよ、自分の過去の体験や行動を振り返ってみることが自覚するきっかけになります。
私だけじゃなく他の婚活仲間も、過去の体験や行動を振り返って自覚して直していくことで結婚した人もいるので、ぜひ試してみてください♪
私は自分で気づけなさそうだから、プロにお願いしようかな!
アドバイザーさん等の自分以外の人からのアドバイスは、客観的な部分から指摘してくれるからおすすめだよ!
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