婚活でよくある「要求の押し付け」問題
「自分の理想を相手に押し付けてくる人がいて困ってる」と、婚活中のアラフォー女性の知人が話していました。
彼女によると、相手は「こうあるべきだ」と強要してくるタイプだそうです。
2回目に会う約束をしていたものの、迷っているとのことでした。
この話を聞いて、私も思い出したのです。
30代後半で結婚相談所に入る少し前に参加した、あるお見合いパーティーでの出来事を・・・。
実体験:1回会っただけで
その頃の私は、まだ真剣に婚活を始める前でしたので・・・「まずは出会いの場へ行ってみよう」と少々軽い気持ちで参加しました。
私が参加したのは、回転式で1対1の会話をして、最後に気になる人の番号を書くという一般的な形式のいわゆるお見合いパーティー。
特に気に入った人はいなかったのですが、「せっかく来たし・・・」と思い・・・ある人の番号を書きました。
すると、カップリング成立し、後日その人と会うことになりました。
最初に会ったときは、恋愛的な気持ちはなく、友達のような感覚でした。
ですが、相手はとても気に入ってくれたようで・・・
私も1回ではわからないと思ったので、2回目の約束が決まりました。
問題は、その後です。
彼から毎日、ひんぱんにメッセージが届くようになりました。
こちらが返信する前に追伸メッセージが来るほどで・・・日中は仕事もしているし、返信するのが精いっぱいでした。
そして、ある夜のこと。
携帯の通知音をOFFにし忘れた私は、夜中の2時頃に通知音で目が覚めました。
「こんな時間になんだろう?」と思い画面を見てみると・・・
そこにはパッと見た画面に入りきらないほどの長文メッセージが。
内容は、「どうして自分ばかりが連絡してるの?」「なぜ同じ熱量で返してくれないの?」「もっと会話したいのは自分だけなの?」という一方的な恨み言の連続でした。
すっかり目が覚めた私は、恐怖を感じました。
まだ一度しか会っておらず、交際の話も出ていないのに・・・
まるで「彼女」のような感覚で私を責め立てていたからです。
その瞬間、可能性はゼロになった
冷静に考えると、私たちはまだ「知り合ったばかり」
にもかかわらず・・・相手の頭の中ではすでになぜか「特別な関係」になっていたようでした。
私は丁寧に返信しました。
「まだ付き合う話も出ていないし、これから知り合っていければと思っていましたが・・・あなたが望むペースは私には難しいです」と。
相手からは「酔っぱらって書いてしまった、すみませんでした」と謝罪がありましたが、もう気持ちは冷めていました(もともと火がつく前でしたが)
その後、2回目の約束はお断りしました。
同じような体験をしている人は多い
この話を婚活中の友人にしたところ、「私も長文の“責めメッセージ”もらったことある!」「婚活している友達も同じような体験しているよ!」と返ってきました。
どうやら、珍しい話ではないようです。
出会ったばかりなのに・・・相手に「自分の理想」や「価値観」を押し付けてしまう人。
特にアラフォー以降の婚活では、「自分のこだわり」や「理想の条件」への執着が強くなりやすいのかもしれません。
年齢よりも「心の成熟度」が問われる時
私が今まで婚活で関わった相手を見ても、アラフォー以降の婚活者ほど「自分のペースで進めたい」「こうあるべき」という思考が強くなる気がします。
その思考自体は本人の自由だと思いますが、それを相手に押し付けた瞬間、関係は一気に冷めるとも思います。
婚活も通常の人間関係の延長であり、相手が自分が望むようなふるまいをするかよりも、
「人として自然に心地よく関われるか」が大事なのではないでしょうか。
婚活で学んだ3つのポイント
私の経験や、周囲の婚活仲間の体験から見えてきた、「私が婚活で学んだポイント」をまとめてみました。
① 自分の思いを相手に押し付けたり、見返りを求めない
「自分はこう思う」を伝えるのは大切ですが、「あなたもそうしてほしい」と強要した瞬間、相手は心を閉ざします。
相手のペースや価値観も尊重することが、人と人との信頼関係に必要なこと。
「自分ばかり頑張ってる」と感じる時、相手をコントロールしようとしたり支配欲が出てくる人がいます。
今回の例もそうですが、相手への期待値が高すぎることで、相手への要求が強くなる気がします。
「自分がしたいからこうしている」けど、だからといって相手からどんな反応が返ってきてもそれを受けいれる気持ちを持つと変わるのかもしれません。
他人と価値観が違うのは当たり前・・・ということを私も肝に銘じ、相手の価値観も尊重していきたいと思いました。
②急ぎすぎない
婚活で出会う人は、「早く結婚したい」という思いから・・・早い進展を望む人も多いと思います。
婚活といえど・・・知らない人同士が「お互いを知る」ところから始まるのは、通常の人間関係でも同じです。
「相手はどんな人かな?」を通りこして、「自分はこうしたいから、こう返してほしい」「なぜ早く返信くれないんだ」と関係をあせったり、まだ会ったばかりなのに「結婚後の暮らし」についてまるで尋問のように質問攻めにしてきたり、
急ぐことで、関係が続かなくなる場面って多々あります。
私も何度もありますし、婚活仲間の話からもよく同じような内容を聞きます。
私の周りの男性も、はじめてあった女性から前のめりで「結婚後の将来設計」を質問攻めにされて、ひいてしまった・・・と言っている人がいました。
もともとその女性を特別気に入っていたわけでもなく、これからその人のことをいろいろ知っていこう・・・と思ったけど、2回目に会う気になれなかったと言っていました。
③ 自分も選ばれる側だと意識する
婚活は、「相手を選ぶ」という意識を抱きがちになりますが・・・
同じように、相手から自分も選ばれています。
そう考えると、「結婚相手」という目線で見がちな婚活で出会う人ですが、それ以前に「人として」いいなと思うかが私は大切だと思いました。
そのためには、お互いを尊重する態度や考え方が必要になると感じるので・・・
価値観の押し付けや結婚を焦る気持ちを前面に出してしまうと、相手から選ばれる可能性も下がる気がします。
まとめ|婚活は「理想の相手探し」より自分を試す場?
婚活は、恋愛テクニックや条件のマッチングよりも、「人としてどう関わるか」が大切だと私は思いました。
「出会いの数」より、「出会った人との向き合い方」を見つめ直すことで、その後の進展も変わっていくのではないでしょうか。
押し付けるより、尊重する。
焦るより、信頼する。
こんなことを婚活から学んだ私でした。
にほんブログ村



